一般の方へ
抗HIV剤は組み合わせによって、効果が低下するものや副作用が増強する場合があります。また、独自の判断で服用(使用)を中止したり、用法・用量を変えたりすると危険な場合もあります。服用(使用)している医薬品について疑問をもった場合には、治療に当たられている専門医師に必ずご相談して下さい。
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日本の抗HIV療法では、欧米で公表されたHIV感染症治療ガイドライン*やこれまでの臨床知見をもとに、国内のHIV診療医師が効果、服薬のしやすさ、副作用や相互作用を考慮し、薬剤の組み合わせを選択されています。
HIV感染症治療ガイドライン
HIV感染症の治療は未だ確立されたものではなく、米国の保健福祉省(The Department of health and Human Service,DHHS)や国際エイズ団体(International AIDS Society,IAS)により、最新の知見を踏まえHIV感染症治療ガイドラインが作成されています。また、日本では、厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業の研究班による抗HIV治療ガイドライン、HIV感染症治療研究会によるHIV感染症「治療の手引き」等の治療ガイドライン(治療指針)があります。
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